FPSのエイムについて

apex(初めてプレイしたFPSゲーム)を初めてから1年半ほど経ちます。

実力的には去年のS14にソロダイヤ(上位5%くらい?)になって、最近はよりエイムが良くなりました(ランクをほとんどやっていないのでなんとも言えないですね)。

FPSのエイムについて、自分なりに調べたり考えたりしてそれなりに上手くなりつつあります。そんな中で考えたことをまとめたいというのと、話のきっかけにでもなればというので記事を書くことにしました。どうしても感覚的な部分も入ってきますが、ご了承ください。

内容は主にapexから学んだエイムの話になります。キーボードマウスを使う場合を前提にしてきます。バロラントは最近始めたばかりなのである程度考えがまとまったら記事にしていきたいです。

 

エイムという行為

ゲーム内での操作

エイムとは敵に照準を合わせる行為を指します。ただ、敵に弾を当てるということを考えたときは照準を合わせるというよりは、敵に弾を当てる一連の動作と捉えた方が良いです。

例えばスナイパーなどの遠距離武器を使う際は、敵に弾が届くまでの弾の落下や敵の移動を考える必要があるため、必然的に射撃するタイミングは照準から偏差分を含めたものになります。

またマウス操作の観点からすると、

  • 敵に照準を合わせる
  • 射撃ボタンを押す

の二つの操作は全く別物だということも認識しておきましょう。

 

プレイヤーの動作

それでは、エイムをするにあたって行われるプレイヤーの動作を見ていきます。

基本的に以下の流れになります。

  1. 👀で敵を認識する
  2. クロスヘアと敵を合わせる

当たり前ですが、敵を認識するのは👀です。その後にクロスヘアと敵を合わせる部分は目とマウス(とキーボード)で行います。

つまり、エイムの上達には👀の使い方とマウスの使い方のどちらの上達も欠かせないわけです。またそれぞれの使い方が上手くなるだけでなく、それらを融合させる必要があります。

スポーツをやっていた人はエイムがいいという話をたまに聞きますが、それは(特に球技では)目と身体を一緒に使うことが多いからだと思っています。

 

身体の使い方

目の使い方

目の使い方には大きく

  • 周辺視
  • 中央視

の2つがあります。

中央視は注目して見ることを、周辺視は注目していないが視界に入っているのが見えている状態だと思ってもらえればいいです。

たまに中央視は物にピントを合わせてみることだという説明を見ますが、中央視で見ていてもピントを合わせないことはできるので正確ではないです。

周辺視の方が反応速度は速いですが、正確に見るという面ではピントを合わせられる中央視の方が優れています。

エイムするときは

  1. 周辺視で敵を認識する
  2. クロスヘアを敵の近くに持っていく
  3. (2と並行して) 周辺視から中央視に切り替えながら敵にピントを合わせる

という使い分けをします。

周辺視では敵の存在が分かるだけでなく、その位置を把握できるようにしましょう。

周辺視で敵を見るのが上手くなるとフリック1回で敵とクロスヘアを合わせられるようになってきます。

 

 

※敵にピントを合わせるとは、敵がはっきり見える状態にするということです。敵にピントが合うとスキンの柄が細かく見えたり、敵と目が合ったり、敵と背景との境界が明確になります。

 

※この時に👀とマウスを融合させて使うことができていないと敵にピントが合っているがクロスヘアが敵からずれているという現象が起きます。

敵にピントが合っていないがクロスヘアが敵に合っているということはほぼほぼ起きない(眼球の動きの方がマウス操作よりも正確かつ速いため)と思っています(もしそういう人がいたら教えてください)。

敵の動きがすばやいときに限って敵にピントが合わない、かつクロスヘアが敵からずれている場合、👀とマウスの融合ができているがそれぞれの使い方のレベルがまだ低いと考えられます。

 

マウスの使い方

マウスの持ち方と姿勢

マウスを操作するときに手に加える力は、マウスにポンと手を置いたときの力加減とほとんど変わりません。それ以上はむしろスムーズなマウスの動きを阻害します。

また、マウスを操作する側の腕は肘が肩のラインと同じくらいをスタートポジションになるようにしましょう。可動域の話で、姿勢が悪いとマウスをスムーズに動かせる範囲が狭くなります。例えば左から右に大きく動く敵をエイムし続けることが困難になります。

マウスの動かし方について

マウスの動かし方に意識を向けない方がいいです。

例として以下の2パターンを挙げます。

 

  • マウスの動かし方を覚える場合

敵の動きを勝手に予想し、それに覚えたマウスの動かし方を当てはめるという考え方です。

どういう問題が生じるかというと、

敵が空中で曲がった

→エアストレイフ(空中で1回曲がる)だと思ってその軌道をマウスでなぞる

→実際はツインストレイフ(空中で2回曲がる)動きをされる

というように予想外の動きに対応できないからです。

実際はここまで極端なことはなくても、「こういうマウスの動かし方を良くする」という心当たりがある場合は注意が必要です。

 

  • マウスを動かそうとする場合

マウスを動かそうとすると肩や腕、手首など意識した部位に力を入れることになります。このときに入る力は過剰なことが多いため、続けていると身体のどこかに違和感が生じたり痛みが出たりします。

 

ではどうするかというと、「画面の中央で敵にピントを合わせて見続ける」という意識を持つのが良いと考えています。

一人称視点ではキャラクターの目を動かしているのはプレイヤーの身体(指、手、腕、肩など)です。エイムが上手くなるということは、ゲームの世界にいるキャラクターの目を自由自在に動かせるようになるということです。生まれたときから今まで目の筋肉をどう使って物を見るのか意識している人はいないと思います。つまりゲームの世界で見ることに集中すれば、プレイヤーの身体はそのために筋肉の使い方を無意識に学習するということです。

やるべきことはマインドと身体のコンディションを整えることです。

 

その他

他にもエイムについて書けることは多いですが、今回書きたかった部分(エイムをするときの身体の使い方)については書けたので、必要があれば以下を追加する予定です。

  • ラッキングエイムとフリックエイム
  • エイムとキャラコン
  • 武器ごとのエイムの仕方
  • 視点移動の癖の修正
  • クロスヘアなしでのプレイ
  • リコイル